Exped Vela I Extremeを購入して何度か使用してみたので個人的な感想等をまとめてみます。
上空から見た感じはこんなんです(使い回しですいません)。
某所からぱくったディメンション図はこんな感じ。
印象がかなり違いますが、実は短い方の対角線はベルトで幅を調整できます。
というか出荷時の設定値が甘いので、試し張りして調整が必要でした。
写真が多いので、興味のある方は続きをどうぞ。
というわけで続きです。
Velaの最大の特徴ともいえるジッパーレスエントランスですが、正直使いやすいとは言いにくいです(笑
全開にするとこんな感じ。
全閉時はバックルで止めます。しっかり感はあるんだけど面倒でもあるところ。
バックルを外して、なぜかそこにあるラインを引っ張ります。
このラインは内側で折り返しになっているので、ポールのすっぽ抜けを防ぐための便利な機能となります。
全閉時に内側から見るとこんな感じになります。
前室は案外広いんですが、ベルトを絞って狭くした方がテント全体の高さが出るので要調整です。
さて問題のインナーテントです。メッシュ部分はドア上部と・・・
両端のところがメッシュになります。
センター部分の余裕はこんな感じでこの手のソロ用としてはまぁまぁか?
身長180cmの人間が2.5インチ厚(6.3cm)のマットの上に座るとこんな感じ。
多少体を斜めにしても頭がついています。
インナーテントは何にせよ狭いです。
アウターの換気はベンチレーター(内部メッシュあり)と、頭側のメッシュとなります。
夏使う前提じゃないですね。
本領発揮するのはアウターのみの場合。
インナーの狭さという欠点から解放されます。
オレンジのは
オールウェザーブランケット。
マットは
エアコアのロングサイズ。
実際にはこんな感じで使いました。
本格的に使うなら
タイベック等を専用フットプリントとしてサイズ調整(トリミング)したい感じです。
エントランスを開放すると全体的にテンションが下がるのもあり、風が強いところではガイライン2本を張った方が安全でしょう。
ポール・ペグ・リペアキット・予備のガイラインは付属の袋に収まります。
重くなると考えるか便利と思うかは人それぞれかと。
総評というほどでもありませんが、ペグ2本で設営できる簡便さは強風下での設営も可能としています。
風上側をペグダウン、ポールを通して風下側をペグダウンで設営完了というのはすごいです。
インナーテントの狭さは身長180cmくらいある人だと気になるでしょう。
アウターのみ使用だと軽くなるし設営の簡便さが本領発揮となりそうです。
直径10cmとは言い難いけど、小さくなるもの美点ですね。
万人にお勧めとは言い難いテントですが、アウターのみを使用するなら結構大穴かもしれません。
個人的には虫の出ない所で吹きっさらしだったりしたら出番としたいところです。
ハードな環境でこそ本領発揮するテントという印象でした。
あなたにおススメの記事